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【第41回仁吉まつり開催】

2023.05.30

6月4日(日)に吉良町上横須賀で開催される仁吉まつりについて、仁吉まつり実行委員会の方々にお話を伺いました。

仁吉まつりは何のためのお祭りですか?

吉良三人衆の一人である“吉良の仁吉”が源徳寺に葬られており、それを偲ぶ形で始まりました。また、同じく三人衆の一人である尾崎士郎にゆかりのある福泉寺と合わせて、地元の英傑を知ってもらいたく始まったお祭りです。
今年でスタートから41回目を数え、義理と人情の男・吉良の仁吉の思いを受け継ぎ、私たちも普段は地元で働きながら、約半年間かけて仁吉まつりの準備をしてきました。

一時は存続の危機に

約12年前の西尾市合併のタイミングはお祭りも続くのか続かないのかわからない状態でした。来場客は減少傾向にあり、当時お祭りに関わっていた団体からは今後お祭りをどうしていくんだという話もあったくらいです。その時、地域の方からのお声もあり、これからも続けていかなければ!と。我々は個人事業主としてお祭りに協賛していた繋がりがあったので、そこから立ち上がって、知恵を出し合って若い子の気を引き付けようと思って様々なイベントを企画し今に至ります。こういうお祭りがなければ出会うことはなかった人たちと繋がることができたと思います。

どのようなイベントがありますか?

楽市楽座には多くの露店が並び、吉良中学校吹奏楽部、鶴城丘高校音楽部、一色高校和太鼓部、西尾高校ダンス部などが、福泉寺周辺の路上でステージを作って発表します。他にも吉良高校からはボランティアとしても参加してくれます。また、客層がだいぶ変わってきており、今までは高齢の方と孫のように中間層がなかったのが、今は高校生の部活の発表を見学に来る保護者だったり、小さい子のダンス発表を見に来る保護者だったり、高校生の友達や保護者も来てくれ、さらに高齢の方も来てくれるので全体にまんべんなく来場者の年齢層が増えたような感じがします。

これから仁吉まつりをどのように伝えていきたいですか?

中高生が仁吉まつりでステージ発表したという思い出がずっと残っていてほしいです。仁吉まつりで吹奏楽やったよとか踊ったよとか。その子供たちが親になって子供をもったときに、お母さんお父さんの時はここでダンスやったんだよと伝わっていってほしいですね。記憶に残ってくれて、さらに町への愛着がわいてくれればとても嬉しいです。皆様ぜひ仁吉まつりにご来場ください。

 

【第41回仁吉まつり】
日時:令和5年6月4日(日)
午前9時〜午後4時
会場:源徳寺・福泉寺とその周辺
仁吉まつりホームページ: https://nishiominami.or.jp/nikichimatsuri/
仁吉まつりインスタグラム: https://instagram.com/nikichi14?igshid=YmMyMTA2M2Y=
お問合せ先:西尾みなみ商工会 0563-32-1141

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