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コロナ禍でも奮闘する西尾の事業者の今を伝える

旭鉄工が挑む自動車部品製造×デザイナーのニューノーマルな商品開発

2022.03.25

コロナ禍でも奮闘する、西尾の事業者の今を伝える継続のチカラ。
今回は、クラウドファンディングに挑戦中の旭鉄工株式会社さんにお話を伺いました。

純チタン製まな板「SIKI」のクラウドファンディングプロジェクトページはこちら↓
https://www.makuake.com/project/siki/

旭鉄工株式会社は1941年の創業以来、金属加工技術により自動車に使われるエンジン部品やトランスミッション部品などを幅広く製造し、自動車産業を支え続けてきました。特に熱間鍛造などの塑性加工から機械加工、溶接、樹脂成型、組付の工法を駆使し、一貫生産できるのが特徴です。

そんな老舗メーカーにもコロナ禍の影響が押し寄せ、年間の生産量はコロナ前に比べ20%減少することも。さらに、自動車業界に訪れている電動化の波により、自動車に必要な部品の数が大きく減ることが予想されています。

そんな中で旭鉄工は自社のモノづくりを見直すきっかけとして、株式会社AMNが主催する愛知県を中心としたモノづくり企業と、その企業の技術に惹かれ想いに共感したデザイナーによる共同商品開発プロジェクト「Aichi Design Vision」へ参加し、新たなモノづくりへ挑戦することを決意。

今後20年、30年、さらにその先まで続いていくために、3人組のデザイナーユニット「Nyokki」とのコラボにより、自社の強みである鍛造加工技術を活かした商品開発に挑みました。

 

デザイナーによる工場見学や何回にもわたる打合せ、試作を経て試行錯誤の末誕生したのが純チタン製まな板「SIKI」。


まな板らしからぬ洗練されたデザインに、「軽さ」「強さ」「さびない」といったチタンの魅力や加工における旭鉄工の技術が詰まっています。


一端に旭鉄工の技術が詰め込まれたゆるやかな曲げが施されており、指をかけて持ち上げやすくなっています。


重さは215gとスマートフォンのような軽さで扱いやすく、厚さも1mmと薄いためアウトドアにも気兼ねなく持っていくことができます。


チタン素材のため、臭い移りや肉や魚の汁しみ込み、カビや錆びにも強く、さっと水洗いができ、水気もすぐに拭き取れるためとても手入れがしやすくなっています。さらに食洗機にも対応しています。


スタイリッシュなフォルムのため、食材を切ってそのままフードプレートとして使用することもできます。

旭鉄工では、今回「SIKI」以外にも、食材を“打つ”ことに特化した新感覚キッチンツール「ウチグ」や、純チタンのボディケアアイテム「pause」もデザイナーとのコラボで商品開発し、いずれもクラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売したところ、発売開始直後から大好評で多くの反響がありました。

 

今後もこれらの商品開発、一般販売を進めるとともに、今回の実績をもとに、これまでチタン素材の量産実績のなかった部品製造の分野にも拡大波及させていきたいと考えています。
また、今回の取り組みにより、知見のない0からのものづくりを経験し、商品ができた時の喜びややりがいを体験してもらうことで、従業員のモチベーション向上や意識改革につながればとも語っていただきました。

小回りの利く2枚目のまな板やキャンプなどのアウトドア用として、旭鉄工の長年培ってきた技術の詰まった「SIKI」を手に取ってみてはいかがでしょうか。

純チタン製まな板「SIKI」クラウドファンディングプロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/siki/

新感覚キッチンツール「ウチグ」クラウドファンディングプロジェクトページhttps://www.makuake.com/project/uchigu/

純チタンのボディケアアイテム「pause」クラウドファンディングプロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/pause/

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