NISHIO CONNECT 新型コロナ対策特設支援サイト

コロナ禍でも奮闘する西尾の事業者の今を伝える

「花どころ西尾」を盛り上げたい!地場産業と共に歩むトリイ株式会社の挑戦

2022.03.25

コロナ禍でも奮闘する、西尾の事業者の今を伝える継続のチカラ。
今回は、西尾市公認の支援事業としてクラウドファンディングに挑戦中のトリイ株式会社代表取締役の鳥居宏臣さんにお話を伺いました。

クラウドファンディングプロジェクトページはこちら↓
「花どころ西尾!お花を染める楽しさを味わいながら、花農家さんを応援しよう」
https://camp-fire.jp/projects/view/545774

人と社会をつなぐ、化学の窓口

トリイ株式会社は民間企業や官公庁への化学品製造販売を主な事業としている会社です。
元々は繊維用の染料会社として昭和23年に一色町で創業し、排水規制が始まってからは、浄化センターへの水をきれいにする薬品などの納入や、市内水道や小中学校のプール用塩素を扱うほか、三河一色えびせんべい用の旨み調味料やうなぎの飼料などにも手を広げ、化学を軸にして幅広く地域での事業を展開し西尾の地場産業と共に歩んできました。

40年ほど前には、創業以来培ってきた染料技術を活かし、おそらく日本で初めての生花用染色剤を農家向けに開発し、北海道などへの販売を開始。

染色剤を混ぜた水に生けることで、切り花が水を吸い上げる力がはたらき自然に染まっていき、染色剤を何色も混ぜて、自分だけのオリジナルカラーをつくることもできます。7年前には、一般の方が楽しんでもらえる商品としても販売を開始し、「フラワーパレット」と名付けました。

そんな中で訪れたコロナ禍の影響により、地元の花農家が大きな影響を受けます。
花き生産量全国一を誇る愛知県の中でも、西尾市はバラやキク、カーネーションなどの全国有数の産地となっていますが、コロナ禍により大きく需要が減ってしまいました。
特にキクに関しては、家族葬の増加等により元々減少傾向にありましたが、コロナ禍で7割、8割減少してしまう農家さんもあると聞き、日ごろからお世話になっている花農家さんのために、地場産業のために何かできないかと考えます。

農家支援の一環で買い上げられた花の活用策として、花と一緒にフラワーパレットを小学校に提供し染色体験をしてもらおうと提案したところ、実際に授業でキクの染色体験を実施することができました。
「仏花」のイメージが強い真っ白なキクがカラフルに染まっていく様子をこども達がとても楽しむ姿を見て、この新しい花の楽しみ方、使い方をもっと多くの人に広げることで、花の需要を増やし、花農家や地場産業を盛り上げられないかと考え、西尾市のクラウドファンディング活用支援事業も活用しながら今回のプロジェクトの立ち上げに至りました。

今回のプロジェクトでは、皆様からいただいた支援によって、染色体験会の開催など西尾市の花を盛り上げる取り組みを開催します。

また、支援に対するリターンとして、西尾で栽培された美しい花やフラワーパレットを用意することで、支援いただいた方自身にも西尾市の花を楽しんでもらうとともに、鰻を食べて選別場を見学できるなどの珍しいリターンもあり、西尾市の地場産業を味わえるものになっています。

自社だけでなく地場産業全体を盛り上げようと奮闘するトリイ株式会社の取り組みをぜひ応援していただき、西尾市の誇る特産品である花を一緒に楽しんでみませんか。

クラウドファンディングプロジェクトページはこちら↓
「花どころ西尾!お花を染める楽しさを味わいながら、花農家さんを応援しよう」
https://camp-fire.jp/projects/view/545774

2020 ALL RIGHTS RESERVED BY NISHIO CITY
お申し込みフォーム