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コロナ禍でも奮闘する西尾の事業者の今を伝える

3年ぶりに開催!40回を迎える仁吉まつりに込められた想い

2022.06.02

コロナ禍でも奮闘する西尾の事業者の今を伝える継続のチカラ。
今回は、3年ぶりに開催される「仁吉まつり」について、実行委員会事務局の西尾みなみ商工会にお話を伺いました。

仁吉まつりとはどのようなお祭りでしょうか?

仁吉まつりとは、吉良三人衆の一人である“吉良の仁吉(にきち)”を偲ぶ墓前祭として行われていた行事と、同じく三人衆である尾﨑士郎にゆかりのある福泉寺とあわせて、地元の英傑を知ってもらいたく始まったお祭りです。お祭りとしても、今年で40回目を迎える歴史のある行事であり、地元が盛り上がるように形を変えながら愛されるイベントになってきました。
仁吉の墓前祭に始まり、野点接待・だんご・ジュース・うどん等の供物接待、吉良小唄保存会の皆さんをはじめとした民謡パレード、ゲスト歌手を招いて行われるカラオケ大会など多数のイベントが行われ、地元吉良町の方はもとより市内外からも多くの人々が訪れるお祭りとしてこれまで続いてきました。

そもそも“仁吉”とはどういった人物だったのですか?

仁吉は、天保10(1839)年に上横須賀村御坊屋敷(現在の吉良町上横須賀地内)で生まれ、幕末期に活躍した侠客でした。侠客といっても、親分的な立場で人々を助けてきた義理と人情のある方で、兄弟分であった清水次郎長への恩義に報いるため、負けるとわかっていた戦いに挑み28歳であえない最後を遂げました。
源徳寺には、清水次郎長が建立したと伝えられる墓があり、亡くなった今でも彼を偲び毎年多くの方が墓前に訪れています。

新型コロナウイルス感染拡大のため3年ぶりの開催ですが、今までとの違いはありますか?

残念ながらここ2年間は中止となってしまい、今年ようやく3年ぶりに開催できることとなりましたが、コロナ禍以前にあったパレードや餅つきは中止せざるを得なくなってしまいました。
一方で、仁吉まつりの開催を楽しみにしている方も多く、参加されるパフォーマーさんもコロナ禍で練習が思うようにできない中、「仁吉まつりなら」と快く引き受けて頂いたり、地元吉良高校の生徒さんが例年の倍の70名がボランティアに参加予定されていたりと、皆様の応援・協力をこれまで以上に感じております。
周辺道路を歩行者天国にして36店舗の出店が並ぶ「楽市楽座」や射的などの子供遊園がありますが、今年の目玉は地元中学生や市内の5つの高校生のパフォーマンスです。各校を代表する学生たちがステージでダンスや和太鼓演奏を披露します。
また、お祭りの最後には地元商店の名物が当たるビンゴ大会が開かれ、毎回盛り上がりを見せていますので、皆様ぜひご来場ください。

【第40回仁吉まつり】
日時:令和4年6月5日(日)
午前9時〜午後4時
会場:源徳寺・福泉寺とその周辺
仁吉まつりホームページ: https://nishiominami.or.jp/nikichimatsuri/
仁吉まつりインスタグラム: https://instagram.com/nikichi14?igshid=YmMyMTA2M2Y=
お問合せ先:西尾みなみ商工会 0563-32-1141

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