NISHIO CONNECT 新型コロナ対策特設支援サイト

コロナ禍でも奮闘する西尾の事業者の今を伝える

【しあわせの緑のロンドンバス第二弾】食菜花mononcle

2022.07.01

コロナ禍でも奮闘する西尾市の事業者の今を伝える継続のチカラ。
前回に引き続き、まちづくり会社「株式会社城下町PRIDE」によって西尾のまちなか本町通りに設置された新スポット「しあわせの緑のロンドンバス」(西尾市本町22)で新規事業に挑戦する事業者の方にお話を伺います。

第二弾は野菜カレーが人気の「食菜花mononcle」杉浦さんにお話を伺いました。
(第一弾「SECOND HOUSE」取材記事はこちら

出店までの経緯を教えてください

元々岡崎市で母親と共同で自然食レストランをやっていたんですが、当時の岡崎市では自然食料理のお店は初めてで、野菜カレーが大人気になりテレビの取材も毎月のように来ていました。
自分は一度退いて違う事業をしていた中で母が病気になってしまい突然お店を畳むこととなってしまいました。
ファンの方も多く、自分としても何とか引き継ぎたいと思っていたため、2年前にキッチンカーの形態でお店を5年ぶりに再開。
すると、県外からもあのカレーが食べたかったとファンが来てくれたり、感謝の手紙をもらったりし、テレビでも取り上げていただきました。突然お店を閉めてしまったので、ファンの方から再開をとてもありがたがってもらえたのを覚えています。

その後は野菜カレーを中心にキッチンカーで色々なイベントに出店しながら、昨年10月には偶然出会った東幡豆町の素敵な古民家を改装したレンタルスペース「モノンクルの家」もオープンしました。
予約制で野菜カレーや野菜を中心としたの創作料理などを提供するランチ会を行ったり、イベントスペースとして利用してもらったりする中で色々な方との出会いがありました。

そんな中知人の紹介で出会ったのがロンドンバスでした。
まちづくり会社代表の永井さんと意気投合し、元々まちなかでの出店を考えていたわけではなかったんですが、永井さんのまちへの熱い想いに惹かれすぐに出店を決めました。
キッチンカーの開始から想いや人との出会いなど、周りの人達がつないでくれてどんどん広がっていったと感じています。

実際にまちなかへ出店されてみてどうですか

mononcleの看板メニュー「お野菜たっぷり玄米カレー」

元から知ってもらってるお客さんのほか、近所の方もこんなところでカレーが食べれるの?と顔を出してくれます。また、コロナ禍でもテイクアウト用の出窓があるので、バスの中だけでなくお持ち帰りでもうちのカレーを楽しんでもらうことができています。

まちなかに出店してみて感じたのは、温かい人が多く、城下町の文化も残っていてとても素敵なエリアだということです。
吉良幡豆の海岸部では、新しいカフェなどが増えてきて、若者を中心に市外からもたくさんの人が訪れていますが、その人達がまちなかに流れていないのが現状です。
まちなかには歴史を感じる魅力的な建物も残っているので、もっと活用して色々なお店が集まってくれば、まちなかにも海岸部にも人が訪れるようになり西尾市全体が盛り上がっていくと思っています。
自分も西尾のまちなかが好きになってしまったので、活性化に向けてロンドンバスから盛り上げていきたいですね。

食菜花mononcle @しあわせの緑のロンドンバス
営業日時:毎月1日〜7日 11:00~16:00
Instagram:mononcle.moto
ホームページ:https://mononcle.amebaownd.com/

2020 ALL RIGHTS RESERVED BY NISHIO CITY
お申し込みフォーム