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10/23城下町マーケット開催

2022.10.20

今回は、「城下町マーケット」を主催する本町発展会の永井会長に、お話を伺いました。

■城下町マーケット

城下町マーケットは、まちなかの商店街の活性化を目的として、その日だけは本町通りを歩行者専用にして、盛り上がるイベントを開催して、今年で13年目になります。
どうしても人の集まってしまうイベントなので、コロナ禍での開催がなかなかできずに、苦労していましたが、やっと今年になって感染対策をしながら実施できるようになりました。

■イベント内容

今回のイベントの目玉は、「わくわく!グリーンハロウィン」です。緑色を取り入れた服装で来場していただけると、先着80名様まで「本町あみだくじ」に参加することができます。なんと、景品の一等は、「黒毛和牛300g」を3名様にプレゼントします。しかも、ハズレ無しという太っ腹な企画になっております。

 

他にも、日本に2台しかない1967年にイギリスでつくられた「しあわせの緑のロンドンバス」の運転席に座って写真を撮ることができます。小さなお子さんだけでなく、大人の方にも当時の面影を随所に残したロンドンバスに残る時代の流れを感じていただけると思います。会場全体としても、キッチンカーやおしゃれなハンドメイド雑貨のお店が並びますので、家族連れでも、カップルでも楽しめる内容になっています。

■城下町マーケットにかける想い

西尾のまちなかのお店は、以前に比べて本当に少なくなってきました。賑やかだった商店街もシャッターが多くなり、「昔は良かった」と言いながら、それが時代の流れだと諦めているような雰囲気もあります。確かに、店主の高齢化等によって、廃業する店舗が多いのも事実です。
ただ、僕が思うのは、「商店街って、誰のもの?」ってことなんですよ。もちろん、土地や建物には所有者がありますが、『商店街』っていうのは、もっともっとパブリックなもので、その場所で商いをしたいと思う人たちと、そこに集まるお客様が交わり、日常と非日常がある場所だと考えています。だから、お店が廃業して終わりじゃないんです。そこに新しく商売をやってくれる人たちが入ってきて、少しずつまちの風景が変わっていく、それがとても大切だと思います。
この城下町マーケットをずっと継続してやっているのは、参加してもらえた方に、「あ、新しいお店が増えた」とか、「まちなかって面白いよね」って感じてもらう事や、「西尾のまちなかでお店をやりたい」っていう方が増えて欲しいと思っているからです。
僕らの世代がやらなければいけない事は、そういうメッセージを世の中に発信し続けることと、新しいまちの仲間を増やして、西尾の商店街というエリアをリノベーションしていくことだと思っています。
是非一度、城下町マーケットに足を運んでいただき、楽しんでいってもらえたらと思います。

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